トライアスロン

パラリンピックのトライアスロン(パラトライアスロン)について紹介します。

トライアスロンは、スイム(水泳)、バイク(自転車ロードレース)、ラン(長距離走)の3種目を連続して行う競技です。その中で、障害の種類や程度に応じて、特別な道具の使用や用具の改造が認められている競技がパラトライアスロンです。パラリンピックでは、2016年リオデジャネイロ大会で初めて正式競技として実施されます。
クラスは、PT1(シッティング:競技用車いすの使用等)、PT2~4(スタンディング:義足の使用等)、PT5(ブラインド:視覚障害のある選手と同性のガイド1人が伴走等)の5つに区分されます。選手はクラスや場面に応じて、ハンドラーと呼ばれる支援者の支援を受けながら、総距離25.75km(スイム750m・バイク20km・ラン5km)でタイムを競います。

東京では金メダル獲得を目指します

(c) Satoshi Takasaki/JTU

(c) Satoshi Takasaki/JTU

昨年5月、世界トライアスロンシリーズ横浜大会のパラトライアスロン・PT1クラスで銅メダルを獲得した木村潤平選手は、「今年の横浜大会では、昨年よりも上位を目指しています。そこで勢いをつけ、リオデジャネイロへ出場しメダル獲得を、東京では金メダル獲得を目指しています」と意気込みを語っています。
2020年東京大会において大きな活躍が期待される日本選手を、皆さんぜひ応援して下さい。

(広報東京都平成27年5月号掲載)

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