パワーリフティング

今回は、パラリンピックのパワーリフティングを紹介します。

パワーリフティングは、下肢障害者対象の種目で、障害の種類や程度によるクラス分けはなく、男女の体重別で試合を行います。
選手はベンチ上であお向けになり、上半身の力でバーベルを持ち挙げる「ベンチプレス」を行います。ラックから外したバーベルを静止させ、審判の合図で胸まで下ろし、胸上で静止させ、再び押し挙げることで1回の試技となり、3回の試技の総重量うち成功した最高重量で勝敗を競います。1964年の東京大会から正式競技となっています。

2020年東京大会は頂点を目指します

写真提供 ㈱つなひろワールド

写真提供 ㈱つなひろワールド

今年のリオデジャネイロ大会候補の三浦浩選手は競技の魅力について、「自分に立ち向かう心と諦めない気持ちが大事。いい時もあれば悪い時もある。それでもバーベルを挙げ続ければ記録は伸びる。パワーリフティング競技は年齢も男女も関係ない。2020年は頂点を目指します」と語っています。
2020年東京大会を目指す日本選手の活躍に、皆さんぜひ注目して下さい。

(広報東京都平成28年2月号掲載)

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