陸上競技(マラソン)

パラリンピックの陸上競技(マラソン)について紹介します。

陸上競技(マラソン)の車いすクラスは、1984年ニューヨーク・アイスベリーパラリンピック(ロサンゼルス大会時)から正式種目となりました。選手はカーボンやチタンを使用し軽量化された「レーサー」と呼ばれる3輪タイプの競技用車いすを使用し、10数人の集団を形成して風の抵抗を避けながら、42.195kmを腕の力だけで疾走します。トップ選手になると平均時速は30kmを超え、観客は迫力のあるレースを楽しむことができます。

颯爽(さっそう)と駆け抜ける選手たちのスピードを生で見て応援して下さい

(c) 東京マラソン財団

(c) 東京マラソン財団

2012年ロンドンパラリンピックの日本選手団主将を務めた土田和歌子選手は、「車いすマラソンの魅力は、選手たちが颯爽と駆け抜けるスピード感です!東京パラリンピックではぜひ、多くの方々にそのスピードを生で見て応援していただきたいです。私の次なる目標は4月に行われるボストンマラソンとロンドンマラソンです。ぜひパラリンピック種目にも注目して下さい!」と語っています。
今後も大きな活躍が期待される日本選手を、皆さん応援して下さい。

(広報東京都平成27年3月号掲載)

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