バスケットボール

今回は、オリンピックのバスケットボールを紹介します。

1チーム5人で対戦するバスケットボールは、相手チームのリングにボールを通過させることで得点を競う球技です。

試合は10分を1ピリオドとし、第1ピリオドから第4ピリオドまでの計40分間で行われます。得点には3種類あり、相手チームが反則した場合などに与えられるフリースローは1点、スリーポイントラインの外側からのシュートが3点、その他のシュートが2点となっています。

コートの中を10人の選手が素早く走り回り、一瞬の駆け引きで攻守が入れ替わるスピーディーな展開が観客を楽しませます。息の合ったチームプレーはもちろん、巧みなドリブルやパス、迫力ある華麗なダンクシュート(高く跳んでリングの真上からボールをたたき込むようにするシュート)などの個人技も見どころです。

オリンピックでは1936年のベルリン大会(女子は1976年モントリオール大会)から正式競技として採用されました。

東京2020大会からは、1チーム3人で対戦する「3×3」も正式種目となりました。

東京オリンピックでの金メダル獲得を目指し、レベルアップを

写真提供 日本バスケットボール協会 吉田選手

吉田選手

写真提供 日本バスケットボール協会 大﨑選手

大﨑選手

写真提供 日本バスケットボール協会

リオ2016大会に出場した東京都出身でチームも同じ会社の吉田亜沙美選手と大﨑佑圭選手は、次のように語っています。「メダル獲得を目標にしたリオデジャネイロオリンピックでしたが、あと一歩及ばず悔しい思いをしました。地元東京で開催される東京オリンピックでは、応援して下さる皆さんの前で今度こそ金メダルを獲得できるようレベルアップしていきます」(吉田選手)

「身体の当たりの強さから『格闘技』とも評されるバスケットボール。プレーのスピードや華麗さとともに、激しさも魅力の一つです。身体が大きな外国人選手に、日本が負けないためには走り勝つことが鍵になります。日本人の強みで世界一を目指します」(大﨑選手)

大きな活躍が期待される日本代表選手を、皆さんぜひ注目してください。

(広報東京都平成29年12月号掲載)

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