輸送計画の状況

オリンピック・パラリンピック競技大会の開催は、都市運営にとって常に大きな挑戦です。輸送は、大会の成功に欠かせない要素であり、世界中からの数多くの選手、関係者、メディア、観客、観光客に対処していきます。
幸運にも、東京には世界有数の鉄道網があり、日々約2570万人の人々を運んでいます。これらのインフラ資産を利用すれば、東京は、素晴らしい大会運営ができると考えています。

基本的な考え方

  • 大会関係者(選手等)
    選手村~各会場間にオリンピック・ルート・ネットワークを設定し、「バス・乗用車」で輸送
  • 観客・会場スタッフ
    公共交通機関(鉄道・バス等)及びシャトルバスで輸送

画像:ロンドン・オリンピックレーン1

画像:ロンドン・オリンピックレーン2

      【参考:ロンドン大会のオリンピック・レーン】

      輸送ルートの検討状況

       輸送ルートには、選手等の大会関係者を輸送する「関係者輸送ルート」と、観客・スタッフ等を輸送する「観客輸送ルート」があります。
       関係者輸送ルートとは、「オリンピック・ルート・ネットワーク」と呼称し、選手村と競技会場を結ぶ経路のことです。
       観客輸送ルートとは、観客やスタッフが大会期間中、競技会場と観客利用想定駅との間を通行する経路のことです。

      交通需要マネジメント(TDM)の取組

       大会時には、選手等の大会関係者の車両による移動や、観客の鉄道による移動により、道路・鉄道ともに混雑が深刻化する見込みです。
       安全で円滑な大会輸送の実現と都市活動の安定との両立を図るため、交通需要の抑制・分散・平準化を図る交通需要マネジメント(TDM)の推進が必要です。

      2020TDM推進プロジェクトへの参加受付はこちら

      輸送運営計画

      輸送運営計画は、組織委員会及び東京都が、輸送に係る検討・取組状況について、関係機関と調整し、とりまとめた計画です。
      平成29年度にIOCへ輸送運営計画V1を提出し、平成30年度中に輸送運営計画V2の案を作成の上、平成31年度中にIOCの承認を得る予定です。

      輸送連絡調整会議

      東京都と大会組織委員会は、輸送連絡調整会議を開催して関係者と意見調整を図っています。

      交通輸送技術検討会

      東京都と大会組織委員会は、大会時の交通行動の見直しに関し、交通工学、物流等の学識経験者を中心に、専門的見地から検討を行っています。

      東京2020大会の交通マネジメントに関する提言(中間のまとめ)

      東京2020大会の交通マネジメントに関する提言(中間まとめ)は、交通輸送技術検討会において検討を行っている交通マネジメントの方向性に関して、平成30年1月にまとめたものです。

      ※p.2<事業者の行動変更内容と企業行動計画のイメージ>ロンドン大会における物流事業者の行動変化のグラフに誤りがあったため、平成30年1月19日に訂正しました。