車いすテニス

今回は、パラリンピックの車いすテニスを紹介します。

車いすテニスは1992年のバルセロナ大会から正式競技となっています。
コートの大きさやネットの高さ、ラケットやボールなどの用具は一般のテニスと同じですが、車いすテニス独自のルールとして、ツーバウンドでの返球が認められています。
選手は軽量で操作性が高い専用の車いすを使用します。車いすを回転させ素早く向きを変えるなど巧みに操作し、熱戦を繰り広げます。
男子は北京・ロンドン大会でシングルス金メダル、女子はロンドン大会でシングルス・ダブルスともにベスト8という成績を残し、日本人選手の活躍が期待される競技の一つです。

2020年東京大会で、感動を届けるプレイを

車いすテニスの様子

堂森佳南子選手は、競技の魅力について、「車いすテニスの一番の魅力は、コートの中で自由自在に車いすを動かしボールを返球するところです。ぜひたくさんの人に競技の素晴らしさを知っていただいて、2020年東京大会では皆さんに感動を届けるプレイが出来るようにしたいです」と語っています。
2020年東京大会を目指す日本選手の活躍に、皆さんぜひ注目して下さい。

(広報東京都平成27年12月号掲載)