車いすバスケットボール

今回は、パラリンピックの車いすバスケットボールを紹介します。

車いすバスケットボールは1960年のローマ大会から正式競技となっています。コートの大きさやゴールの高さ、試合時間などはオリンピックのバスケットボールと同じです。ボールを持ったまま2回までこぐことができるなど、一部のルールは車いすの特性を考慮したものとなっています。
ゲームは1チーム5人の選手が、1回10分のピリオドを4回行います。車いすは、回転性や敏しょう性があり、高さが調節できる専用のものを使用します。競技技術はもとより、車いすの操作性も重要な要素の競技です。

2020年は日本の1本のシュートを作り出す一員でありたい

車いすバスケットボールの様子

菊池隆朗選手は、「車いすバスケは激しく派手なスポーツでもありますが、緻密な戦略、仲間との助けあいなど、細かな積み重ねがあり1本のシュートが生まれます。その1本が生まれるまでの工程なども魅力の一つです。私も2020年は日本の1本のシュートを作り出す一員でありたいと思います」と語っています。
2020年東京大会を目指す日本選手の活躍に、皆さんぜひ注目して下さい。

(広報東京都平成27年10月号掲載)

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