馬術

今回は、パラリンピックの馬術を紹介します。

パラリンピック馬術は、人馬一体となった演技の正確性と芸術性を、男女混合で競い合う競技です。種目は、「チームテスト、チャンピオンシップテスト」の二つの規定演技と、所定の課目を各自で選んだ楽曲に合わせて演技する「フリースタイルテスト」があります。これらの種目は、障害の程度に応じて5つのグレードに分かれて競技を行います。

東京パラリンピックは憧れの舞台

ⒸJRAD_COLZACAP2016

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東京都出身の佐藤むつみ選手は、東京2020大会への意気込みについて、「私は、30歳の頃から、網膜色素変性症によって視力を失い、それからホースセラピーで馬に乗り始めました。今は競技にまで出られるようになって、夢中で練習しています。東京パラリンピックは憧れの舞台です。大きな目標に向かって頑張りたいです」と語っています。
大きな活躍が期待される日本代表選手を、皆さんぜひ注目してください。

※全盲の選手は、自分の場所を教えてくれるコーラ-の合図を頼りに演技を行います。

(広報東京都平成28年8月号掲載)

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