IPC動画紹介
平成26年10月16日(木)に、舛添知事がフィリップ・クレイヴァン国際パラリンピック委員会(IPC)会長の表敬訪問を受け、会談においてパラリンピックに関する広報や啓発が重要との考えで一致しました。
IPCではパラリンピアンやパラリンピックに関する動画を作成してYouTubeで公開しています。
動画一覧
「能力についての全て」―パラリンピック・ムーブメントはいかにして成長を続けているのか
('All about ability' - How the Paralympic Movement is maintaining momentum)(5'00)
- 国際パラリンピック委員会(IPC)は、国連国際障害者デーを記念するため、この動画「オール・アバウト・アビリティ」を作成しました。
- 選手の障害ではなく能力に焦点をあてたこの動画は、パラリンピック・ムーブメントの歴史、選手の参加、スポーツイベントの拡大、経済的支援及びメディア放送という実績を振り返ったうえで、すべての個人に対する尊敬と機会の拡大というメッセージを伝えています。
(The future of the Paralympic Movement)(3'41)
2014年10月3日から同月5日にかけて、IPC設立25周年を記念するイベントが行われ、クレイヴァン会長は、スピーチで以下の発言をしました。
- 1989年以来、パラリンピック・ムーブメントは成長し、多くの課題に直面してきた。
- 25年間で多くのことが変わったが、パラリンピック・ムーブメントを特別なものにしてきたのは、常に人であった。
- 2000年、IOC、IPC間で最初の合意がなされたが、IOCとの関係は重要である。
- パラリンピック・ムーブメントの将来の発展には、パラリンピック競技大会の堅実な成長、パラリンピック・スポーツへの参加率の向上、パラリンピック競技大会のない期間におけるパラリンピック・スポーツの改善、IPCのアイデンティティの保護が重要である。
(History of the IPC)(4'10)
- 1989年、IPC設立
- 1999年、IPC本部をボンに設立
- 2000年、IOC・IPC間で初めて合意を締結
- 2001年、IOC・IPC間でオリンピック・パラリンピック競技大会同一都市開催に合意
- 2012年、アギト財団が発足
- 2014年、IPC設立25周年
(London 2012 -highlights)(4'02)
この動画は、2012年ロンドン大会のハイライト集です。
- アラン・フォンテレスが、オスカー・ピストリウスに陸上200m競走で勝利
- ウィル・ベイリーが、卓球の決勝戦で敗退
- ジョディ・カンディが、競輪でフライング
- アレックス・ザナルディが、ハンドサイクルで金メダルを獲得
- エリー・シモンズが競泳で優勝し、キャメロン首相がメダルを贈呈
- ジョニー・ピーコックが、オリンピック・スタジアムでの陸上100m競走で優勝
(Sochi 2014 - highlights)(3'00)
2014年ソチ大会は、選手の活躍に加え、チケット販売数、メディア放送、バリアフリー環境の整備といった点でも記録的なものでした。
- チケット販売数は、316,200枚であった。
- 大会は、55の国と地域で放送された。
- ロシア政府は新たなバリアフリー法を承認し、20以上の州がバリアフリー・プロジェクトを実施、大会組織委員会は「アクセシビリティ・マップ」を作成した。